20161223

とある男の渡米録 巻NO.【roku】

「ここは博物館なんだぞ、
忘れないでほしいな」
バリントン・J・ベイリー著 『禅<ゼン・ガン>銃』より





【過去ログは↓から】

【ichi】

【ni】

【san】

【shi】









皆様お待たせ致しました
今回でやっとNYCから脱出しますよ


ということで
渡米録第6回目!



デイビッドは私とタメだ!











〜回想再開〜




NYCの朝


早朝の7時だからだろう
人も車もまばらである
いわゆる起きがけというやつだ
NYCは今騒々しい一日の支度をしている


そしてこの空を見れば判るだろうが
この日やっと晴れた

しかし我々は今日
ワシントンD.C.へ旅立つ

なぜだろう
頬が雨に濡れている
空はこんなにも晴れているのに







 ニューヨーカーは
朝からもりもり食べる

ということで朝食は
バス停から一番近かった
【BAGEL MAVEN CAFE】

 ベーグルのお店です






がしかしここで
サンドイッチ


ここにきてようやく
慣れ親しんだものが一番良い
という思考回路が組み上がった
ベーグルとか食べたことないから
サンドイッチにしておきます
総員常時厳戒態勢



しかし私の興味を
鷲掴みにしたものがコチラ!







YES!LEMONADE!

レ、レモネードや!
モノホンのレモネードやァあ!

アメリカ映画のワンシーン
片田舎の家屋(玄関は二重扉)にて
かすれた花柄のコップに
ガバッと豪快に注がれては
少しだけテーブルにこぼれていた
でも日本ではお目にかかったことのない
あの未確認飲料!レモネード!
買わねばなりますまい!


しかしこのボトルの存在感
レモネードというより
むしろグレネード
初めて飲んだのですが
けっこう濃いんですね







バスに乗り込み高架下を抜ける
ここにもグラフィティ






逆光の影響により都市の細部は失われ
遠近感さえも曖昧模糊なものとなり
ただ摩天楼の輪郭のみを残すNYC


写真には撮影者の心が反影されるという
 ではこの一枚は私がNYCに抱く
心象風景そのものだ


あれもやりたくてこれもやりたかった
しかしなにも手につかなかった
目を瞑り指先でNYCの表面をなでた
ただそれだけの2日間であり
この写真のような2日間だった


次があるか判らないけれど
それではまたNYC






 林立する木立
道路に斑を落とす木漏れ日
ぽつぽつと佇む家屋は
まるでシルバニアファミリー
路肩には鹿の死体(実話)

NYCからニュージャージー
そしてデラウェアを貫くハイウェイ
目的地はメリーランドだ
そこにワシントンD.C.はある


バスにゆらゆら揺られて
道のり4時間の長閑な旅







デラウェアのSAでけえ!

マジでなんでこんなに天井高いの?
上の空間いらなくない?
ドア開けてるおばちゃんがいるけど
決してフィギュアじゃない







 バスのあとは地下鉄

50mはありそうなエスカレーターで
ダンジョンじみたスポットに踏み込む






スターウォーズ感が
マジでハンパない地下鉄構内

あの向こうにはきっと
ハイパースペース航路が…








そして目的地のワシントンD.C.
デュポンサークル着!

落ち着いた街並みに
初めて降り立ったとは思えない
奇妙な親近感を抱く






おお!
このなじみ深いスペルはもしや!
あの有名なマサチューチェ…
マチャチュー…

マサツーセッ…






バスに4時間も乗っていたら
腹も減るということで
ホテル真横の日本食屋
【楽屋 RAKUYA】

アメ公が作る日本食とやらを
拝ませてもらおうじゃねえか!






なんということでしょう

流し灯籠の画像でしょうか
消失点のある構図のおかげで
店内に奥行きが生まれており
空間を自在に操る匠の技が光ります






ロゴも良い

あとは肝心の料理であるが
不安8割期待2割

ちなみに私が注文したのは
『辛味噌ラーメン』である
 一体どんなラーメンが来るのやら…






 と身構えていたら
あ、アレ…?
普通だ

レンゲじゃなくてオタマってところが
ハードコアっちゃハードコアだが
(取っ手が長すぎて帽子のツバにバンバン当たるのだ)

 見た目同様
味も普通だった

むしろ警戒していた分
少し美味いと思ってしまった
替え玉がないのが悔やまれる






デイビッドの実家に行くまで
まだ時間があるらしいので
ホテル周辺を散策します








この本屋はステキだった




どことなく由緒正しそうな建物
緑青の浮いた窓とレンガのパターンに
時代の流れを感じますね
雰囲気良いから1枚撮っておこう


と思ったら見慣れぬ影が玄関下に


野良リスが写っているのが
お分かりいただけただろうか?
ピョーンとなっている瞬間を
偶然とらえた1枚である

ワシントンD.C.には
とにかく野良リスが多かった





ここいら一帯のシンボルと思われる
デュポンサークルの噴水

噴水を取り囲むようにして
配置されたベンチには
黒人のオッちゃんオバちゃんがいて
50CENTを聴いていた



その傍らには…





リス!

やっぱりいやがった!
てかこんなに近づいたの
生まれて初めてなんですけど
どうしたらいいんですか?
さわっても大丈夫?






リス「やんのかコラ?」

 可愛らしい外見に似合わず
好戦的である







そしてここがデイビッドの実家だ!

おじゃまします!





すでにホームパーティーは始まっていた

家族だけかなと思っていたが
いろんな知り合いがめっちゃ来た


「デイビッド今来た人誰?」

「えっと、知らない」

「えっ?」

「たぶんアダムの友達」


アダムはデイビッドの弟だ!





出やがったな湿布味コーラ
たっぷり2ℓはあるぜ…



ということで
ワシントンD.C.初日の夜は
こうして更けていったわけです

(写真全然撮ってなかった)








ワシントンD.C.2日目

スターウォーズメトロに乗って
いざスミソニアン博物館へ!





ワシントン記念塔
通称【希望の塔】

それを左にしながら
真っ直ぐ進むと





 【国立自然史博物館】である

某有名パニック映画の舞台らしい
ちなみに入館料は無料だ





いきなり象!

正直テンション上がった
つかみは完璧である






この既視感は
かに道楽…?





これもなんか見たことある
なんだっけと思ってたら
ああ、バカルディのロゴ





ガンダムの空中換装を彷彿とさせる構図
センスがありすぎる





普通にリアルミイラさんが安置されてて
けっこう驚く





白亜紀の重戦車
【トリケラさん】
登場!



ということは…





ズギャーン!

白亜紀最恐の暴君
【ティラノ様】
登場!






ゴゴゴゴゴ…


まっことおそろしやティラノ様
鎮まりくだされ鎮まりくだされ


赤い照明がティラノ様の内面から
否応なくにじみ出てくる凄味を
効果的に演出しておりますです





ここはサバンナコーナーっぽい





躍動感の鬼

これぜんぶ剥製なんだぜ…





これ見たとき
マジで一瞬サバンナを幻視した





素晴らしい躍動感





もらいあくびしそうな躍動感





しかしな
スミソニアン博物館ってやつは
これだけじゃあない。





〜回想中断〜





ということで
ようやく当初の目的
 『デイビッドの家にお邪魔する』
を果たした太田家一行



はたして無事に
日本へ帰ることが出来るのか!?






次回!最終章!?
【太田2016年宇宙の旅】
乞うご期待!





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