20170118

AGING of My GOODFELLOWS...

「いやはや、悪くない歳月だったね。」
スタニスワフ・レム著 『ソラリス』より





皆様こんにちは。





昨日
ほとんど寝たきりで過ごし
堕落しきった休日をおくった私




(このままではダメになってしまう)

という思いがつと脳裏をよぎるも

(ダメになるのはダメなことなのか?)

というほとんど悪魔的な疑問を抱き
ではどういう状態がダメな状態なのか
まずダメの定義付けをしなくてはな
と布団の中で哲学しておりまして
ああまた眠くなってきたぞ




近所のコンビニでの出来事
ちょっとだけたくましい女性が 

「これでまたデブやん」

と口走りながらレジに持ち込んだのは
弁当おにぎりそしてお菓子の三種の神器
隣では友人と思しき女性が笑っていて
たくましい女性も笑っている

もううんざりといった表情を浮かべ
しかしレジへ到る歩みには迷いがなく
多分幸福感のある自己嫌悪に陥っていた
やめられないことは確かにある


こういう状態がつまり罪悪感なのだな
とそのときの私はそう思いまして
今まさにそれを実感しております

布団という幸福感に包まれ
その中で自己嫌悪を育てながら
罪悪感の蜜をすすり続ける
それは甘くてやめられない




虫歯になったらやめられるだろうか。





そんな今日この頃
いかがお過ごしでしょうか?
歯みがきしなくちゃ…
DAISUKEで御座います。





やめられないことは確かにある
例えば経年変化を見守ること


何かを使用し続け
そして次第にアイテムの内側から
徐々ににじみ出てくる独特の味は
私をうっとりとさせるのです。







私が着用し続け1年とちょっと

BYGLADHAND定番の
"GOODFELLOWS"もこの通り
イイ感じにヤレてきております





腕のシワ




スタッズの光沢





ベタ寝の襟





細かなキズ




一朝一夕では成し得ない
月日が刻んだ表情によって
存在感に厚みが増しております








ちなみにコチラが未使用時

どことなく
シルエットも違っているような
そんな気さえします。









ようやく体に馴染んできました

自分だけの1着に仕上がっていく
この感覚はレザーであれデニムであれ
何であれやめられませんね

BROWNの経年変化も見てみたいです
お持ちのお客様いらっしゃいましたら
是非着用して遊びにいらしてください

コーヒーでも飲みながら語らいましょう。











時間をかけてじっくり仕上げていく
どういうふうに仕上がるかは未知数
だからやめられない。





本日も皆様のご来店を
心よりお待ち致しております。





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DOMINO66
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